申請書の内容についてはほぼ同じだと思われますが、記事内容は2016年現在の物です。
この忘備録シリーズを書いてからかなりしつこく書いていますが、記事内容は2021年現在ではありませんので、手続きの際は最新情報を確認の上行ってくださいね。
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申請書をダウンロードしたものの、一体これはどういう事を聞かれているの?って状態でした。
だってね… 一般人ですもの。
「登記」って言葉自体家を建てるまで縁がありませんでしたもの。
漢字多いしねww
ということで、ひな形に掲載されている項目意味とその書き方について書いていきます。
・登記の目的
「○番抵当権抹消」 何のためにこの登記を行うか?ってこと。
今回は「抵当権抹消」が目的になります。
MCJ分には「1番抵当権抹消」
UFJ分には「2番抵当権抹消」と記入。
・抹消する登記
「平成○年○月○日受付第○○○○号抵当権」 どの登記を抹消するのか?ってこと。
該当箇所は登記識別情報通知書に記載されている受付年月日と受付番号。
○にそのまま数字を当てはめたらOK.
UFJは登記識別情報通知書がなかったのですが、抵当権契約書の最後に登記済の判が押されていました。
そこに書かれている日付と番号が該当箇所でした。
・原因
「平成○年○月○日弁済(または解除)」 抵当権解除証書がある場合はそこに「原因」が書かれています。
他の書類で「解除」となっていても証書の記載が「弁済」となっている時は弁済と記入。
解除証書がない場合は、契約書の最後に平成○年○月○日解除など判子が押されているので、それに従って記入します。
・権利者
「住所・氏名」 住所と氏名を記入します。
住所・氏名は登記簿記載のものと一致する必要があります。
普通は抵当権を設定する際に現住所に移されているはずらしいのですが、中には前住所のままの場合もあるとか。
その場合は抹消手続きの前に住所移転の手続きが必要になります。
・義務者
「住所・会社名・会社法人等番号・代表者名」 借り入れ先金融機関の住所と代表者の名前など。
書類に記載されている通りに書き写してください。
融資元が住宅金融機構だけど、包括委任で日本住宅ローン(MCJ)が代理人です。という場合でも住宅金融機構が義務者になるそうです。
手続き上MCJと住宅金融機構両方の会社法人等番号は必要なので、届いた番号の書類は必ず持って行ってくださいね。
・添付情報
これは人によって違うので、文章内の(注)と下線を消去しただけでOK。
・申請の日付
書き換えや書類の不備があるといけないので日付は空欄で持って行ったほうが良いです。
・法務局の名前
自分の地区の管轄(申請書を持っていくところ)の名称
・申請人兼義務者代理人
申請する人の住所氏名電話番号 印鑑は提出するときに押したほうが無難
・登録免許税
一つの不動産(申請)につき2000円。
今回はMCJとUFJの2件だったので4000円かかりました。
提出するときに窓口(販売は違う窓口の場合あり)で収入印紙を購入して貼り付けるようになります。
・不動産の表示
登記されている土地や建物の表示を記載します。
不動産番号はわからなかったら書かなくてもOK
それ以外の項目は登記簿や登記済証などで確認しながら正確に書きましょう。
面積の単位は「平方メートル」でも「㎡(←文字化けするかも…)」のどちらでも良いそうです。
☆委任状
本人(または連帯名義人)が手続きする場合は申請書だけでOK
でも、代理人が手続する場合は委任状(HPよりDL)が必要です。
我が家の場合、建物は共有名義なので私が手続きできたのですが、土地が旦那さん名義なので委任状を用意しました。
ただ、署名は印字でもよかったらしく、そのままプリントアウトした物でも受け付けてもらえました。
下記は申請書の不動産表示と同じ。
銀行からの委任状は届いた状態のまま(代理人名が空欄)で持っていきました。
これで申請書類関係はすべて終了。
必要書類はそのまま渡して(預かり証なし)印紙を貼り付けた後提出です。
わからないところは空欄のままで持って行きましょう。
訂正が多いと再提出を求められる場合もあるとか…
あ、書類と一緒に印鑑をお忘れなく!
長々とお読みいただきましてありがとうございます♪
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しっかりと法務局の申請書内容を見たわけではありませんが、内容はあまり変わっていないように思いました。
が、提出の際は最新情報をしっかり見た上で行ってくださいね!!!